【オーダーの種類を知ろう】初めてのオーダータキシード入門

  • 2015年11月05日

結婚が決まり、会場も決まって、「タキシードはオーダーにしてみよう」というところまで決まったら、次はどこでタキシードを仕立てるのかが重要になってきます。

例えば、スーツ一着19000円の激安店の簡易オーダーメイドを利用するのか、またはトゥモローランドのようなセレクトショップのオーダーフェアを利用するのか、もしくは銀座の老舗オーダースーツ専門店で大枚をはたいてオーダータキシードを作るのか・・・。

オーダータキシード作る

どれも名前は同じ「オーダーメイド」ですが、お店や技術、価格によって一長一短があり、一概に「どれが良い」という答えはありません。

しかし価格に差があることは間違いないのです。高いには高い理由があるはずですから!

ではその価格の差はどこからくるのか気になったことはないでしょうか?ここではその価格(工賃)の違いの、大部分を締める「オーダーメイドの質と種類」についてお教えしますね。

■オーダーメイドの対義語は「既製服」

一般的に、既成品や「つるし」と言われる洋服のことをレディメイド(またはレディートゥーメイド)と言い、注文してから仕立てる洋服のことをオーダーメイド(またはビスポーク)といいます。

ちなみに、これは英語なのでフランス語ではプレタポルテ(既製服)、オートクチュール(仕立て服)になります。シャネルやDIORなどフランスの海外メゾンの場合はよくこちらが使われます。

その中でもオーダーメイドについては、どこまでオーダー出来るのかが価格の違いとなって反映されます。

■オーダーメイドのランクで価格も補正範囲も全然違う

そのオーダーメイドの中でも、①仕立ての自由度 ②手作業の量 によってランクが分かれています。

これは新郎のオーダータキシードに関わらず、オーダースーツでも当てはまるので是非覚えておいてもらえると役に立つ(はず)

①パターンオーダー(安い&お手軽)

手軽なパターンメイド

既成服から、生地やボタンの選択、簡単なサイズを調整をして作るものをパターンオーダーといいます。価格についてはオーダーメイドの中では最も安く、手軽にオーダーできます。

3万円程度でオーダースーツ作りますよ!と謳っている店については、ほぼパターンオーダーです。

ただし、パターンオーダーにも様々な種類が存在しておりまして、

①生地の選択だけを行うパターンメイド

②サイズ調整だけを行うパターンメイド

③生地の選択とサイズ調整の両方を行うパターンメイド

①はまだわかるとして、②については「じゃあどのくらいサイズ調整をしてくれるの?」という話です。

これについては各お店多少の差こそあれど、「そで丈の長さ調整、パンツの丈調整、肩幅を調整する」程度のものが多いです。

ちなみに、この前シップスやビームスなどの10万前後のオーダーフェア見てきましたが、こちらのパターンメイドでした。

よって、パターンオーダーの場合はオーダーメイドと思って意気込んでいると、実際ほとんど採寸されず、がっかりする場合が多く、お直ししに行くという気持ちで望んだほうがよいでしょう。

■じゃあパターンオーダーってダメなの?

いえいえ、決してそういうわけではありません。元々のデザインが優れていて、ある程度体にフィットしていれば多少の調整で十分なこともあるので、一概にダメというわけではないです。

②イージーオーダー(中堅~上級レベル)

タキシードのビスポークで採寸

生地の選択やボタン、裏地など使用するものを選べるところまではパターンオーダーと同じですが、体の「縦、横、奥行き」と3方向のサイズの調節が出来るのがイージーオーダー

オーダーのレベルについてを中級~上級までとしたのは、店によって価格のバラつきが多く、5万円~13万円程度まで様々で、採寸や補正のレベルが異なるからです。

例えばオーダースーツで売出し中の、麻○テーラーさんなど中堅クラスのオーダースーツ屋は、採寸箇所は5箇所程度で、その分価格もそれなりで作ることができます。所要時間も30分程度です。(わたくし実体験有り)

一方 わたくし達 THE GENTSは13万円クラスのオーダータキシードサロンなので、フィッターと一対一で2時間程度かけて約30箇所程度を採寸します。

採寸に加えて、体のクセ取り(足の形とか)や背中のシワ取りなど、細かい補正をいれていくため、結果的に出来上がりの満足度としてはかなり高くなります。結婚式という男の晴れ舞台であればこのくらいして当然と思っています。

■スーツやタキシードの型となる型紙

型紙については、テーラーや業者によっても異なります。あらかじめいくつもの型紙を用意して、最も近いものに補正を加える場合もあれば、採寸データを入力して自動的にCADで型紙を作成することもあります。

正直な話、10万以上だせば、フルオーダーに近いサイズ感で仕上げることも可能であり、価格バランス的にもコスパも最もオススメなオーダー方法です。

③フルオーダー(最上級レベル)

ビスポークのオーダータキシードのスーツ

こだわり派のアナタにオススメしたいのが全てをゼロから作りあげるのがフルオーダー。

大前提として、基本となる型紙から作成することをフルオーダーと呼びます。もちろん生地やボタン、裏地などデザインはすべて自由に設定することが可能。

あとは金額に大きな差がつくのが、その後全て手縫いで仕上げるのか、機械(ミシン)で仕上げるのかで、それによってまた金額が異なってきます。(凄い変わります)

手縫いは強度に劣るものの柔らかさなどは抜群で着ていて心地いいと言われますが、その分価格も納期も一気に伸びます。

■仮縫いについて

フルオーダーでは必ずついてくるサービスは仮縫(かりぬい)と呼ばれるもの。仮縫いというのは、実際に本番用の生地を組む前に、仮の生地(本番生地の場合も有り)でスーツを組んでみて、一度試着することです。

これによりフィット感をより精密に仕上げることや、仕上がりの事前確認が可能になります。

■デメリット

先述のように、フルオーダーはとても手がかかるので納期についても最低で3ヶ月程度、価格は最低でも20万円以上~と高いこと、銀座の高級老舗スーツ店になると100万円近く余裕でいきます。

どうしても仮縫いしたい方はイージーオーダーのお店でも+2万円程度でやっていることが多いので確認してみましょう。ちなみにTHE GENTSでも仮縫いは可能です。

最後に大切なこと

これらはあくまで種類であって、フルオーダーだからカッコいいというわけでは決してないのでご注意お願いします。

最初からデザインする分、テーラーの技量とセンスに全てが任される結果、意図していたデザインと全然違うくてモメるという話よくあります(笑)。元のデザインがよければパターンオーダーでも十分なこともアリ。もしよくわからなければ、是非お問い合わせください。

こちらでもオーダータキシードについては情報書いております↓

オーダータキシードの情報サイト

http://order-tuxedo.net/

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