【小物】新郎のタキシードを格上げするサスペンダーの使い方

  • 2015年11月10日

今日は数少ないタキシードの付属アイテムをご紹介したいと思います。皆さま、サスペンダーをご存知でしょうか?

巷の噂によると今「サスペンダー男子」とかいう言葉が流行っているらしく、まるでサードウェーブ男子みたいで馬鹿にされそうなんですけど、サスペンダーをファッションとして取り入れる方が増えているとのこと。

おしゃれなサスペンダー

タキシードは「引き算の美学」としての考え方から、そもそも着用してもよいアイテムが限られているのですが、サスペンダーはその中の数少ない一つのアイテムです。

しかも、真っ白いタキシードシャツと対極的な色味のブラックのサスペンダーを着けると、色のコントラストも効いて引き締まって見える。そんなお得なアクセサリー。

値段も2万円程度あれば、日頃のスーツなんかと合わせても申し分ない、良い物が購入できます。

サスペンダーの歴史と由来

歴史を遡りまして、サスペンダーは18世紀頃のフランスで登場しました。その誕生の経緯はと言うと、当時のパンツは股上がとても深く、ウエスト部分が胸の高さまであったため、通常のベルトだと付けていて苦しかったというもの。

胸の位置でベルトを巻くのは相当苦しそうですね(笑)。もっとも、その実用性もあって当時の下級労働者を中心に人気となったそうです。その後、ナポレオンが注目するなど貴族や紳士にも流通し、一気に世の中に広まったという経緯があります。

普通フォーマルウェアのアイテムというのは、貴族→一般に広まるというのが流れなのですが、サスペンダーについては逆のようでそれも面白い。

種類は2種類 -クリップ式かボタン式

クリップ式

サスペンダーのパッチン

最近では良くカジュアルなファッションで見かける簡易タイプのパチっと留めるクリップ式。こちらは誕生したのは1960年頃で、主にレジャー、アウトドア用品として広まったデザイン。

使い方は見ての通りで簡単なのですが、クリップ部分がパンツの外から丸見えでエレガントではありません。

クリップ式は安いサスペンダーやカジュアルなデザインのものに多く、「クリップ式は良質なタキシードには安っぽくて合わない」そういう風に覚えておきましょう。

自分なんかは結婚式で新郎がステンレス製のサスペンダーしているの見ると興ざめします(笑)

ボタン式

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こちらはパンツのウエスト内側部分にボタンをつけ着用します。ボタンを付ける位置は内側と外側と両方あるのですが、正式には内側が正しい位置。

なんといってもボタンをかけるつなぎ目が外にあるのは美しくありません。(↓は正しい着用例)

オーダータキシードに合わせるサスペンダー

ちなみに、パンツにサスペンダー用のボタンが付いているというのは既製服では滅多にありません。一度自分のもっているパンツを見てみて下さい。ボタンはないはず。

どうしてもボタン式のサスペンダーを付けたい!という方は街のお直し屋さんに相談するか(多分すぐ対応してくれます)、タキシードなどをオーダーメイドする際に予め取り付けてもらうのがよいです。

ボタン自体は内側に着ければ見えないし、後付するのは面倒なので、自分もスーツ作る時も必ずボタン付けるようにしています。

あとサスペンダーにもサイズがあります。海外製品ですとMサイズで160~175cmくらいまで。ネットで安く売っているのはLサイズのことがあるのでご注意!

結婚式用にサスペンダー買ったほうがいい?

タキシードのサスペンダー

付けない方がスマートで良いといった価値観もありますし、急なトイレの時テンパる可能性もありますので(笑)タキシードの小さなお洒落の嗜みといった存在と考えてください。

そもそもタキシード自体がオーダーメイドの文化のアイテムなので、サスペンダーが無いとパンツが落ちてくるようでは話になりませんしね。サスペンダー付ける前にウエストをお直しすべし。

「結婚式だし、新郎は主役だからこそ、タキシードの完成度を高めたい」そういうお考えの方にはもってこいなファッションアイテムです。

なお、THE GENTSのサロンではイギリス製のアルバートサーストンをご用意しております。

こちらはオンラインストアでも購入いただけますのでぜひ御覧ください。

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