グレー・チャコール・タキシードでセンスフルに
JAY-Zとの共演でSUITS & TIEを歌ったジャスティン・ティンバーレイク。TOM FORDのタキシードをずっと愛用する彼は今回もTOM FORDをチョイス。
シルク混紡と思われるタキシードは適度な艶感があり、決して下品さはありません。色で個性を発揮したいならグレーやチャコールいいですね。
ちなみにTHE GENTSのカタログでも紹介しているシャイニー感のあるグレーのタキシード。こちらオススメです。
生地はイタリアの名門PIACENZA(ピアセンッツア)。ウール×シルクです。まだ生地の在庫ございますので気になる方はぜひ!
ブラックタキシードを正当に美しく着る – 遊びは小物で
ブレイク・ライブリーの旦那さん、ライアン・レイノルズ。彼もレッドカーペット常連ですが、ブラックのピークドタキシードをきっちり着こなす手堅さが改めて潔い。
ライアン・ゴズリングと同じくベルベットの蝶ネクタイとクリスチャンルブタンのベルベットシューズで遊びを持たせるフォーマルスタイルの上級者ですね。
スリーピースでベスト着用も重たくならないスタイリッシュなタキシード
ラミ・マレクはミニマル&タイトなDIORのタキシードをチョイス。
Vゾーンを大胆に空けたベストでスリーピースで合わせています。ブラックのローズで作られたブートニアを胸に挿しているのがクール。さすがに黒のブートニアは結婚式では難しいかもしれませんが…。
バタフライサイズの大きめの蝶ネクタイ、ノークッションのパンツの丈感、エナメルのプレーントゥの靴。素敵です!
小襟がシンプル&ミニマル。正統派な着こなし
デーブ・パテールはラミ・マレクと似たようなスタイルですが、蝶ネクタイが小ぶりな分すごくまとまり良く見えます。
よりモードなスタイリングが引き立ちます。
2017年ゴールデングローブ賞タキシードまとめ
いかがでしょうか?今回のゴールデングローブ賞のタキシードを私なりにまとめると以下かと。
① オーソドックスなブラックやネイビーを上質な素材と、完璧なサイズ感で
→色はブラック・ネイビー・グレーの正統派。モードに魅せたければミニマルシルエットで。大人の威厳を出すなら太めの襟やダブルブレストがオススメ。
② 蝶ネクタイ・靴などにベルベット素材を用いて遊びをプラス+オン
→タキシードは上質なウール、蝶ネクタイ、靴はベルベットで単調になりがちなスタイリングに変化を付けて上級者へ。
これまでレッドカーペットでは個性様々なタキシードが見られていましたが、今回のゴールデングローブでみんなタキシードの定番カラーでタイト目に選ぶ「原点回帰」的な印象が強かったです。
そう考えると、やっぱり結婚式の主流でもある派手なキラキラ・レンタルタキシードをぶかぶかで着るってのは時代遅れ感が否めませんね…。
「ちょっとそういうのは」そういう新郎さま、ぜひTHE GENTSにご相談くださいませ。
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