【2018年度版】新郎の衣装を選ぶ時に知っておくべきこととは?

新郎衣装はレンタル or オーダーメイド or 購入する?

続いて、そんな衣装はどこに行けば手に入るのかを教えます。

もし自分がもう一度結婚式を上げて、タキシードを買う or 借りてこいと言われたら以下の3択から決めるでしょう。

①オーダーメイドで作る

タキシードの採寸をする写真

サイズのあっていないスーツやタキシードほど、みっともないスタイルはありません。

肩はしっかりとはまっているか、胸周り、首後ろは浮いていないか、袖は長過ぎないか、パンツの丈は靴にかかっていないか、などチェックポイントが最も多い洋服の一つです。

ざっと上記のポイントだけでも抑えられれば、それなりに凛々しく見えるものです。

スポーツをやっている人、痩せ型、太り気味の人はオーダーが良い

またデザインという観点以外で、スポーツをやっていらっしゃる方など、太腿が発達している、肩幅が広い人、痩せ型で背の低い人など、物理的にレンタルの衣装が合わない方もオーダーメイドがよいと思います。

素材やデザインを一つ一つ自分で吟味できるのもオーダーメイドの魅力。

吊るしのレンタルをさっと着るのは楽だし、いろいろ考えるのが嫌な人もいますが、意外とオーダーメイドは楽しいもの。是非相談してみてください。

②高級ブランドのタキシードを購入し、お金をかけてお直しをする

もし自分がお金持ちだったら…TOM FORDやGUCCI,PRADAでタキシードを購入し、自分サイズにお直しするかもしれません。

ただその場合最低でも30万円、お直し代が数万円はかかることは覚悟の上です。ただしそういったブランドの衣装を着ていることが自分への自信につながりますし、その価値はあると思います。

③旅の恥はかき捨て。徹底的にコストを抑えて2万円でブラックのタキシードを借りる

最終手段ですが、借りるのであればたった数時間のために10万円も払いたくはありません。だから最もコスパのよい方法として、最低金額でタキシードをレンタルします。

しかしその場合お直しはできないのでサイズ感はハチャメチャなのと、素材がポリエステルのペナペナなタキシードで自分が着用100回目でも文句は言えません。コストをかけない、ただそれだけです。

一生で一番良いものを着ていい時に、2万円のタキシードはかなり残念ですが、仕方ありません。

よい衣装店と悪い衣装店の見分け方

タキシードの店舗

よい衣装店と悪い衣装店の見分け方は簡単です。

・この衣装の良いところ、悪いところをきちんと教えてくれる店

・衣装のルーツや歴史、素材についても説明してくれる店

・派手な商品と落ち着いたベーシックな商品が両方ある店

新郎専門のドレスショップというのはあまりないので、普通のドレスショップにおいてある新郎コーナーは正直物足りなさがあるのがほとんど。

「似合いますよ、カッコいいですよ」しか言えないのは、ドレスショップの女性店員さんには知識が無いからで、そういった衣装店で借りるのは文字通り自殺行為です。

価格もそこそこ、ベーシックなデザインから派手めまでしっかり揃えていて、且つ新郎衣装への含蓄のあるスタッフさんがいるお店。そういうお店があれば良いと思います。

結婚写真は二人で一枚、素敵に見せたいなら彼の衣装が重要

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これは新婦さんへの提言ですが、結婚式にはブライダル○○(エステなど)と言われる多くのサービスがあるほど、新婦さんにとっては特別な行事であり、お金も時間も全力で力を入れる場所です。

だからこそ自分磨きに徹底するのもよいですが、結局みんなが見ているのは、あなたのドレスだけではなく、新郎・新婦二人で一つの姿なのです。

ヴェラウォンやオスカー・デ・ラ・レンタの高級なウェディングドレスに身を包み、ハリーウィンストンの高いマリッジリングを指に光らせるのもいいですが、隣に経つ新郎が借りてきたネコのようなサイズの合っていないレンタル衣装か、クタクタの貸し回されたタキシード、時代遅れのフロックコートでは、周りは素敵とは思ってくれないと思います。

華やかなウェディングドレスを着た新婦、そして隣に佇む新郎は、自分のサイズにぴったりとあった漆黒のブラックタキシードに見を包み、新婦の純白のドレスを引き立たせる姿、それこそが見ていて美しいのです。

最後に

私達がオーダーメイドのタキシードをお仕立する理由は、やはり既存の新郎の衣装の価格・サービスに納得がいっていないからです。本当に良いものを、適正な価格で提供できていないと思います。

伝統的な結婚式の価値観=結婚式は何をするにも高額が当たり前

例え結婚式であっても、価値あるものやサービスであればお金を払い、価値無いものにはお金を払いたくない、これはブランドのディレクターである自分の考え方なのかもしれませんが、自分はこう思います。

結局のところ、どうやって新郎の衣装を選ぶかは、新郎新婦さんそれぞれが決めることですが、ネットでも良いので自らで情報を集め、知見を持って最高の一着を選んでほしいと思います。

オーダーメイドで作ってみようと思われた方は是非私共にもご相談ください。

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