今テレビ界で話題のニュースといえば、佐野研二郎の盗作疑惑ではなく、間違いなくNETFLIXの日本上陸だと思うのは自分だけでしょうか?(笑)。
昨日1日についに日本上陸したNETFLIX(ネットフリックス)。動画配信サービスながらドラマの製作も手がけております。
NETFLIXが手がけた数あるドラマの中でも、スーツやタキシードの着こなしが素晴らしく、つい映画の主人公になった気持ちで背筋が伸びるドラマが、ケビン・スペイシー主演「ハウス・オブ・カード」。
主役のケビン・スペイシーが演じるのは野心的な辣腕政治家。スペイシーが大統領になるため、とにかく人を蹴落としダーティーな陰謀を繰り広げていく。もうひたすらダークでシニカル。全体に策略的で暗いです(笑)。
自分はとりあえずHULUでシーズン1を制覇して、シーズン2見たさにTSUTAYA ディスカスを1ヶ月無料購読して制覇。アメリカでは2015年2月に公開されているシーズン3はまだかと・・・となっていたところ、昨日ネットフリックス解禁となり速攻で登録した次第です(←イマココ)
■重厚感あるスーツ、エレガントなファッションが見どころ
ドキドキハラハラな映画のストーリーと合わせて要チェック1,2なのが、劇中のファッションの素晴らしさは重厚感と凛々しさにあふれたスーツやタキシード。女性は清楚ながら日本を含むメゾンの衣装が沢山登場します。
■ハウス・オブ・カードの衣装は?
ちょうどネット検索していたらこのドラマのコスチュームデザインの裏側が出てきました。コスチュームディレクターはニューヨーク育ちの女性 ジョアンナ・アルガン(Johanna Argan)さん。
Racked.comのインタビューによれば元々彼女はケビン・スペイシーのパーソナルスタイリストで、彼のショッピングなどの同行までしていたらしい。
主役のケビン・スペイシーの衣裳については、スーツは英国王室御用達の老舗テーラー、ギーブス & ホークス (Gieves & Hawkes)。サビルロウのトップに君臨するテーラーです。(ギーブス&ホークスはイギリス海軍の専属テーラーだった歴史があるほど)オーダー価格で30万円也〜・・。
政治家であるケビン・スペイシーのスーツはだいたい青いのですが 、これはアメリカ合衆国の民主党の色。政治家はスーツで仕事をすると言われるほどですから、
「オーセンティックな素材のスーツ × クラシックなサイズ × 保守的な色 』
で全体的に統一されています。
劇中でしばしば登場するロビイストのレミーとして登場のマハーシャラ・アリさんは、ドルチェ&ガッバーナとラルフローレンブラックレーベル。スーツも彼の体型に合うようにお直し入れているとのこと。
右、確かにデザイナーズっぽいスーツ。
ちなみに男性にはあまり関係ないですが、ケビン・スペイシーの奥さんのクレア役 ロビン・ライトの着こなしは日本のブランドのTHEORYやZARA、BANANA REPUBLICなどがメインで、随所にドルチェ&ガッバーナのオーダーシャツなどを入れて、安っぽくならないようにしているそう。
■最後のオチ(すみません)
喜び勇んで登録したものの、9/2時点ではNETFLIXにハウス・オブ・カード・・・まだ登録されて見れませんでした!!涙 申し込んでから気づいて自分もがっくり。
「ハウス・オブ・カード」の制作チーム(NETFLIX)によれば、巨額の制作費を投入したとは言えまさかここまでの大ヒットを想像しておらず、実際爆発的人気になってからソニー・ピクチャーズとの配信利権でもめている模様。ただNETFLIXが自ら制作したこともあって最速配信であろうとは期待しておりましたが・・。
ちなみにHULUではシーズン1無料で見れますので、結婚式準備の合間に新郎新婦さんもお試し登録で見てみてはいかがでしょうか。
外部リンク:■ハウス・オブ・カードの劇中のファッションスタイリングの裏側 http://www.racked.com/2014/2/10/7619407/house-of-cards-costume-designer-reveals-the-shows-high-fashion-choices