毎年この時期になると発表されるゴールデンクローブ賞。
ゴールデンクローブ賞は、アメリカ合衆国内でのテレビ番組、そして映画で活躍した俳優や女優、監督などがノミネートされる賞ですが、アカデミー賞の前哨戦としてかなり盛り上がります。
今年も現地アメリカにて開催され、様々なセレブリティがタキシード姿を披露していましたので、THE GENTSでもファッションチェックといきたいと思います。
ミッドナイトネイビーに改めて注目
ラミ・マレック(左)、ポール・ダノ(中)はともにシャープな印象のDiorのタキシードをチョイス。ポール・ダノはなよっとした癒し系キャラですが、襟は太めで男らしさが強調されて、いい感じに主張強めです。
この辺りの着こなしは結婚式に望む新郎さんにもピッタリ。
ちなみにGQ USのレビューでは、2016年のレッドカーペットのトレンドとして「ネイビー」をプッシュ。ネイビー自体はタイムレスで間違いないから買っとけ!的な書き出しでしたね。
参考:GQ US
レオ様はスーツ仕様の2つボタン×ノッチラペルでシンプルに
普通はスーツで用いるデザインでタキシードではあまり見かけないノッチラペル(襟の形)です。ざっくりとした生地の質感のブラックタキシードが面白い。
ブランドは不明ですが、オーダーメイドで作られたものと思われます。
ロブ・ロウはトッド・スナイダーのグレータキシードを着用
アメリカ映画界の重鎮ロブ・ロウ。アメリカンクラシックをモダンなフォルムで打ち出すトッド・スナイダーのタキシードで登場です。
レッドカーペットではあまり見かけませんがグレー×ブラックの拝絹なかなかよいですね。
どうしても普通のグレー地はスーツっぽく見えるので、新郎さんがタキシードに取り入れる場合はボタンや側章などでアクセント付けるとよいかもしれません。
妖怪みたいなウィズ・カリファが着用したのはトム・ブラウン
何故ウィズ・カリファがレッドカーペットに登場したのか不明ですが、彼らしいなんとも珍妙な着こなし。
デザインはタキシードではないですが、一つボタンでベルトレスなトム・ブラウンのスーツはフォーマル仕様です。足元はグッチのビットローファー。。
彼は靴下は履いていませんが、常識ある新郎さんは靴下はいてくださいね。
こんな人が結婚式に招待されて隣の席だったらちょっと嫌ですね〜(笑)
ポール・フェイグの玉虫系のタキシードはトムフォード
映画監督で俳優でもあるポール・フェイグのタキシードは今季のトムフォード。太めの襟となによりもこの青みがかっている玉虫色のテキスタイルが圧巻です。
彼自身が鬼才コメディ映画監督ということもあって、許される着こなし。良い子はまねしちゃだめです。
というわけでささっとでしたがゴールデンクローブ2016年のタキシードレビューでした。