新郎の衣装であるタキシードは引き算の美学。シンプルでエレガントに装うのが一番!と口を酸っぱくしてこちらでお伝えしておりますが、そんな結婚式ファッションでも新郎に許されたアクセサリーアイテムがいくつかあるのでそちらをまとめてご紹介です。
それでは合計5アイテムいってみましょう!
1,カフスリンク
シャスの袖を留めるボタンを、通常のボタン→カフリンクス(カフスボタン)にするというおしゃれ格上げテクニックです。
もしカフスボタンを使いたい場合は、ダブルカフス(↓写真)というシャツの袖口を折り返した(ダブル)デザインのものや、テニスカフス(シングルカフスのボタンが無いもの)でシャツをご用意する必要があります。
なお、カフリンクスのデザインですが、夜の礼装と言われるタキシードの場合は「黒」「オニキス(黒曜石)」というのが一般的なマナーとされていますが、私達の考えでは、カフスボタンくらいは自分の好きなデザインのものを着用していいのではないかと思います。もはや結婚式に於いてはタキシード=夜の礼装というルールも無いですし。
過去に、飛行機が大好きだからと飛行機のエンジンのデザインのカフスボタンを着用されたお客様がいらっしゃいました(笑)カフスこそ個性を主張すべきアクセサリーの一つですね。
既製品ではなかなかダブルカフスのデザインがありませんが、シャツもオーダーで作られるのであれば袖口はダブルに是非トライを!
2,サスペンダー
オーダータキシードの場合は基本的にベルトレスと言われ、ベルトを通す穴がありません。そもそもオーダーメイドの場合はパンツを個人のウェストサイズに合わせて制作するので落ちないんですね。
よってパンツが落ちないようにという機能性は必要無いとしても、サスペンダーには英国紳士のようなジェントルマンな雰囲気を出すアクセサリーとしてのメリットがあるので、着こなしの格上げにはもってこいのアイテムなのです。
パンツのシルエットが美しくなり、脚長効果もあるのでスタイルアップが狙えます。
関連記事:脚長効果が抜群!新郎さんにオススメな「サスペンダー」が再入荷
イギリスの名品アルバートサーストン社のものが、THE GENTSのオンラインストアで購入できます。
3,蝶ネクタイ(ボウタイ)
THE GENTSの記事の中でも何度か紹介してきた蝶ネクタイ。
こちらは本当に好きなように選んでいただいて構わないのですが、タキシードの場合、基本はブラックやネイビーなどのフォーマル定番色をシルク素材で着用するのが王道。
何故シルクかというと、タキシードの襟の拝絹素材とマッチするのと、シルクはやはり光沢感が有り、エレガントなんですね。
ふんわりとした質感の上質なものを選べば胸元がより華やぎます。※楽天で1000円で売っているポリエステル製の安いのはダメです。
オンラインストアで購入できます。
4,カマーバンド
ラクダ乗りの商人がお金を挟むために着用したと言われているのがカマーバンドの由来。
こちらも現代のタキシードルールで必須のアイテムではないのですが、タキシードの着こなしをより正統派に近づけるのであれば着用してもよいアイテムです。
シルク製のものがおすすめです。
関連記事:【新郎・小物】タキシードの腹巻き-カマーバンドとは?
5,チーフ
こちらも本来ルールとしては白のシルクやリネン(麻)が定番ですが、敢えて柄物などを挿して個性を出すのも「アリ」なアクセサリー。
ただし、ブートニア(胸に指す新婦のブーケと同じ花)の色と被ってごちゃごちゃにならないようにご注意を。チーフかブートニアのどちらかはシンプルな色のものにしてください。
オンラインストアで購入できます。
最後に
新郎の衣装であるタキシードはルールに縛られている分、アクセサリーなどの小物で個性やトレンド感を発揮するのが良いでしょう。是非ご参考くださいね。