世の中のファッション&ミュージックトレンドを牽引しているヒトと言えば、ファレル・ウィリアムズであることは間違いない。
古くA BATHING APE(通称エイプ)やBBC ICECREAMが世界的なブームになったのも彼が火付け役だし、去年はヴィヴィアンウエストウッドの ワールズエンド マウンテンハットが凄まじいヒット。原宿は頭が山ハットだらけに。
渋谷を歩けばスマッシュヒット曲「HAPPY」を聴かなかった日はないくらいでした。(かくいう私もHAPPYを自分の結婚式のBGMの一つに使ったくらい・・・苦笑。)今年は早々にシャネルのディレクターであるカール・ラガーフェルドとのコラボ。向かうところ敵なしといった存在です。こちらはベルボーイですね。
実は最近プランナーさんや衣装屋さんと会話する中で、短パン需要が激増しているという話を伺いました。結婚式で短パンなんてアリなの??
その時は自分で消化出来なかったのですが、実際フリープランナーさんが手がけるカジュアルなウェディングなどでは短パン需要あるみたいでした。そこでさっき思い出したのが、彼が2012年のオスカーで着用した短パンタキシード。
短パンタキシードのブランドは“LANVIN”。ランバンもまさか短パンに加工されるとは思わなかっただろう。攻めてます。
海外では教会によっては短パンでの入室を禁じているところもあり、未だ市民権を得ているとは言いがたいものの、こういうスタイルも選択肢としてはアリということです。
同じく2012年のCFDAファッションアワードでも上記よりはカジュアルなコットンジャケットですが、こちらも短パン。ビーニーニット付きw。こちらはさすがにみっともないと酷評だったみたいですけど・・・。
彼が許されるのは、カジュアル、フォーマルともに自分のスタイルを主張しているところ。それを支えるのは誰にも文句をつけられない彼のヒットメーカーとして能力。
もし普通の人が帝国ホテルで短パン履いて式をあげたら苦笑されるでしょう・・。あくまでTPO重視をお忘れなく、そして出席される方に失礼のない装いで。
こちらはモンクレール・ガム・ブルーの迷彩タキシード。
話戻りますが、THE GENTSが想定しているお客様はのブランドでは短パンスタイルはあまりいらっしゃらないのですが、カジュアルな場所でのウェディングでは短パンもアリだと思います。現在新しいブランドの立ち上げが進んでおり、そちらではコットン素材を使用したカジュアルタキシードを短パンで作っているものも有ります。興味がある方はお尋ねくださいませ。
まあけど彼は何を着てもスタイリッシュですね。写真撮影はテリー・リチャードソン。