THE TREAT DRESSINGの美学 -見学に行ってきました

今日はお日柄良く大変気持ちのよい一日でした。先週までの三寒四温と言われる春の不安定な気候を吹き飛ばすかのような暖かさで、弊社のサロン(内装中)がある外苑のいちょう通りにも気持よく散歩するカップルがチラホラと。(横目に男二人で帰社しましたけど・・・)

さて以前お知り合いにご紹介いただいたのがキッカケで、本日はTHE TREAT DRESSINGさんのサロン見学に行ってまいりました。トリートさんは神戸の外国人居留地区での店舗立ち上げを皮切りに、全国でウェディングサロンを運営しており、ウェディング界最高峰のセレクトショップと呼ばれております。 07

※写真はオフィシャルHPよりお借りしました。

南青山店はUNDERCOVER,THOM BROWNE,ALEXENDER WANGなど国内外のメゾンが並ぶ一角にあり、これまでのドレス屋とは一線を画するブランドショップのようなお店でした。

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和装の扱いもあるようで、和と洋の美しさがマリアージュされた内装はとてもモダンで、カーペット踏んでいいのか迷うクラス。

骨董通りのもう一店舗も総フロアをトリートさんの世界観で埋め尽くし、それがまた素敵で、同業者ながら危うく自分がまた結婚式したくなりそうでした。。。

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本当に根堀り葉堀りとご質問ばかりさせていただいたのですが、お話を聴かせて頂いて見えたのは、日本のウェディングを衣装からさらに高いレベルにもっていこうとする強い意識と、現代のファッションに対する非常に敏感な感覚でした。

ウェディングは形式こそ一部では自由になりつつありますが、旧態依然な分野も多く見られており、衣装については毎度書いているとおりあまり進歩がありません(進歩といってもモードに寄せるということではなく、今の時代にあるべき姿という意味)。フォーマルのルールを踏襲しつつも、フォーマルウェアを現代的に捉えることです。

礼服、スーツの進化は10年に一度少しずつ進むというのが業界の喩え話でありますが、今はまだ40年前の高度経済成長期の名残が強く残っている気がします。

それにいち早く大手として旗手を振ったのがTHE TREAT DRESSINGさんで、「こっちのほうがカッコいいし今っぽいよね」「今海外ではこういうのが素敵みたいだよ」など、そういった希望や意見を、期待を上回るレベルで具現化していらっしゃるなと思いました。カジュアルだと当たり前のことが、ウェディングになると無視されちゃうのはどうなのかなと僕らも今でも思っていますが、それをいち早く世の中に訴えかけているなと。

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※男性のフロアはセレクトショップよりセレクトショップな品揃え。

自分たちも早く世の中のブームやルールを変えられる存在になりたい。そして早くトリートドレッシングさんで扱ってもらわねばw

ブランド、事業の今後目指すべき形としていい意味でフォーカスできる機会を貰えてとても参考になりました。中島様、磯島様ありがとうございました!