【セレブに学ぶ着こなし術】2017年ゴールデングローブ賞のタキシードテーマは「原点回帰」

今年も開催されました、2017年ゴールデングローブ賞。

ゴールデングローブ賞は、アメリカ国内で放送された優れた映画とテレビドラマ作品に与えられるアワードのこと。

ハリウッド外国人映画記者協会毎年1月に発表され、アカデミー賞の前哨戦としての注目度も高いのですが、僕らにとってはここやアカデミー賞でのレッドカーペットでセレブリティ達がどういうタキシード(衣装)を着ているかがある種の指標になります。

彼らのスタイルは結婚式でタキシードを着る新郎さんにもとっても参考になるんですよ。

受賞のほうは、↑のライアン・ゴズリング&エマ・ストーンが主演を努めた「ラ・ラ・ランド」が最多部門の7冠で話題になりました。

が、それよりも脇毛がボーボーのローラ・カークや、トランプ次期大統領に喧嘩を売ったメリル・ストリープのほうが話題になったかも(笑)

2017年ゴールデングローブのタキシード総評

TUXEDO-2017

今回のセレブたちのタキシードの着こなしはいい意味でオーソドックスなものが多かったのが印象的。

突飛なことは狙わず、定番の色、無地柄をメインに、靴や蝶ネクタイなどアクセサリーの素材に工夫を持たせるのが今年のトレンドですかね。

それでは早速タキシードをチェックしていきましょう。

完璧な主役コーディネート

2017年のライアン・ゴズリングがトップバッター。

オーダーメイドタキシード 黒 ブラック 白 ネイビー

去年のカンヌ国際映画祭でも着用した白のショールカラー・タキシードをブラックのパンツと合わせて。ホワイトジャケット、これがこの人のスタイルですね。

ここまで出来たら新郎さんも免許皆伝です。パンツの丈感も完璧。

さすがオシャレだなーと私達が関心するのが、ベルベット素材の蝶ネクタイ+足元もベルベットのシューズをチョイス。ちなみにこちらの素敵な靴はクリスチャンルブタンです。

こちらが昨年のカンヌ国際映画祭のライアン・ゴズリング。ベルベットと変わってシルクの蝶ネクタイを選んでます。

オーダーメイドタキシード 黒 ブラック 白 ネイビー

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ちなみにこちらは私が実際に自分の結婚式で着用したタキシード。特にライアン・ゴズリングを真似たわけではありませんが…、ホワイトおすすめです。

ダブルブレスト・タキシードで重厚感を

オーダーメイドタキシード 黒 ブラック 白 ネイビー

続いてクリス・パインのタキシード。この方はいつ見てもブラックのダブルブレストジャケットですね。

白髪交じりの髭面でダブルは相当おっさんくさくなりそうなところを、エナメルのパンプスを石田純一も真っ青な素足で外すところが◎。

よりプロ目線でいくと、ラペルのゴージラインが結構高く目にあって若々しさと威厳をアピールしてます。

スマート&シックでヤングなダブルブレスト

オーダーメイドタキシード 黒 ブラック 白 ネイビー

 プラダを着たエディ・レッドメイン。この方童顔に見えて35歳です。

タキシードはプラダでオーダーメイドしたタキシード。プラダらしくミニマル&コンパクトなタキシード。

ダブルのタキシードは丈感が重要で、身頃に重たさがある分丈を短めにするとまとまりがよいですね。

ネイビータキシードで若さとトレンド感をアピール

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マイロ・ヴィンティミリアは髭が生えて貫禄UP。明るめのネイビーをチョイスし、タキシードの拝絹生地であるシルクの黒で蝶ネクタイや靴などを統一しています。

ネイビーご希望の新郎さんにはお手本になりそうなコーディネート。

人気急上昇中のマハーシャル・アリは深いミッドナイトネイビーで

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続いて、ハウス・オブ・カードでレミー役を努めたマハーシャル・アリ。いい芝居していましたね。

彼はブラックに近いミッドナイトネイビーをチョイス。このくらいの色味が私個人的には絶妙に良い。大きな体に小さなラペルが特徴的なタキシードはディオールのもの。

靴はライアン・ゴズリングと同じくクリスチャンルブタンのベルベット素材をはいています。

次ページもまだまだ続くタキシード特集!

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