お久しぶりのお客様事例の更新です。今回のお客様はハワイのプルメリアガーデンチャペルで挙式されたM様の事例です。
プルメリア ガーデン チャペル(ハワイ)とは?
ハワイはオアフ島の中心ホノルルの空港からほど近い場所にある。プルメリアガーデン。
ここの魅力はなんといっても、木漏れ日が降り注ぐバニヤンツリーの下での憧れのアイランドスタイル挙式が叶うところ。
オーシャンフロントでありながら壮大な緑に囲まれた場所というのは国内ではなかなか見つからず、このあたりがハワイウェディングの良さでもあります。
コンパクトながら細すぎないシルエットが大人の証
※シャツ袖のダブルカフスの見え方、肩のハマり方、シルエット100点です!
昔はダボダボのダサいレンタル衣装が多かったのですが、最近はレンタルの衣装もだいぶ細くなってきました。
それをスリム仕様とかタイトシルエットとアピールするのですが、そういうことではなくて、大人のタキシードというのは肩やウェストはきっちりサイズをあわせつつも、全体にはほんのりゆとり(遊び)があるくらいが素敵なのです。
タキシードはスキニーパンツではありません。
そう思っていたところ、今回M様からも「タキシードは大人のゆとりを持ったほどよいサイズ感がいい」と言われたこともあり、作り手側とお客様の意思疎通が完璧にできた気がします。
ハワイは暑い、だから夏仕様??それはちょっと違う
日本のじめっとした気候と違うとはいえ、夏のハワイは30度を越えてきます。しかしここで夏生地を安易に選んでしまうと、どうしても生地に厚みが足らず軽薄になりがちです。
特に、室内やチャペルでは見た目にも重厚感というか貫禄が大人の威厳を醸し出してくれるので、ハワイ=夏生地という方程式は当てはまらないかもしれません。
今回は厚みでいえば、夏生地にしては少し重たい 320kg/m頃のイタリア製の最高級ブランド生地を使用しました。
艶やかさとほどよい重さのある絶妙なバランスの生地で、THE GENTSのカタログでも同じものを使用しています。
足元にご注目。新郎のM様自身が見つけてきたという、ブルーのラインが入ったオペラパンプス。
タキシードの色味ともマッチしてセンスの良さが伺えます。
タキシードはオーダーメイドで私達が作ったとしても、それに合わせる小物は自分で探す。そういうのも結婚式準備の楽しみでもありますね。
小物にこだわれば、ちょっと力の抜けた一枚も絵になる
頂いたお写真の中から、このお写真が自分は一番好きです。
肌着といわれるシャツ一枚になっても様になるのは、小物の使い方が上手いから。
手結びの蝶ネクタイは肩からひょいっとかけ、ジャケットを着ていたときには見えなかったサスペンダーがチラリ。
胸のスタッズボタン、袖のカフスボタンはいつもより少し主張してくれます。
こういう着こなしが出来たら最高ですね!
仕立て、サイズ感、生地、小物使いのお手本的着こなし
ただタキシードを着るだけではなく、仕立てからサイズ、小物までこだわりを突き詰めたM様。
お写真を見て思いましたが、やはりここまで完成度が高いと仕上がってくる写真も全然違いますね。
皆様、是非参考にしてみてください!