1月もあと僅かで終わりですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
この時期、春のご結婚式のお客様からの問い合わせが多く、小さなサロンですが大変嬉しくも、忙しく営業しております。
–お客様にお願い
そしてお客様にお願いなのですが、ご予約頂いた後、こちらからのご返信が迷惑メールフォルダに分類されていたり、なかなかご日程確認のご返信がいただけないと、正式に予約がお取りできません。
新郎・新婦様ともにお忙しい中でお時間割いてご連絡頂いている中恐縮ですが、何卒 迷惑メールフォルダのご確認と、早めのご返信を宜しくお願い致します。
※接客中はお電話出れないこともございますが、電話での確認が一番確実です。
ハリソンズ・オブ・エジンバラについて
さて、話し代わりまして皆さま、高級生地というと、どこを思い浮かべますでしょうか?
もしかすると、エルメネジルド・ゼニアやロロ・ピアーナ等に代表されるイタリアや、ホーランド&シェリー、テイラー&ロッジが有名なイギリス、そして日本一の織物の産地である尾州(愛知県西部)などなど様々かと。
今回は1863年にイギリスのスコットランド・エジンバラで創業された「ハリソンズ・オブ・エジンバラ(Harrisons of Edinburgh)」というブランドをご紹介したいと思います。
エディンバラ=スコットランドの首都であり、歴史的な世界都市
エディンバラといえば、スコットランドの首都であり、シャーロック・ホームズの題材やハリーポッターのロケ地などで有名なのですが、旧市街と新市街の美しい町並みが大変素晴らしく、イギリスですとロンドンに次ぐ観光地なんだとか。
そんな由緒あるエディンバラの街から生まれたこのハリソンズ・オブ・エジンバラ(Harrisons of Edinburgh)。
ブランドの歴史は1827年に遡ります。ジェームズ&オーグルヴィーさんが立ち上げた前身のマーチャントを1863年、後のエディンバラ市長になった「サー・ジョージ・ハリソン」が買収しました(写真は公式ウェブサイトより)
それから150年以上もマーチャント(服地卸商)として、名門テーラー、オーダーサロンで取り扱われ、欧州の王侯貴族をはじめとする世界中のVIPのために生地を生み出し続けています。
赤く光る バンチブックがトレードマーク
お好きな方は毎度ヨロシクな、この赤いバンチブック(生地の見本帳です)
現在もMADE IN ENGLANDを貫くイギリスを代表するトップ生地ブランドです。
親子3代で引き継がれていく高品質
繊細な柔らかさのメリノウール全般のイタリアの生地に対して、英国の生地の特徴はハリのある柔らかさです、厳しい環境で育ったスコットランドウールの特徴でもあります。更にハリソンズ・オブ・エジンバラでは、歴史ある創業からの利権があるため、その中からより優良な羊毛を厳選し生地を作り上げているのです。
また英国メーカーの生地は、耐久性の良さもよく上げられます。
優れた衣類は親子3世代、30年着ていくなど説明がなされる英国生地はそういったロマンチックな文化の魅力もありますが、高い品質としての説得力もあります。
ネイビーブルー系のバリエーションを豊富に
トレンドの影響もあってか、最近多いご要望として「海の色に映えるブルー」「ネイビーじゃなくてブルー」「とにかく明るいブルー」などが挙げられます(笑)
タキシードとして拝絹を付けても良し、そのまま色を活かしてピークドラペルジャケットとして仕立てるもの良さそうです。
精細な色のバリエーション。
イギリス物はシックな色や柄が多く、華やかさに欠ける印象がありますが、弊社ではトレンドにハマりそうな生地もセレクトしています。
柄物も豊富
チェック系もバリエーション豊富。こちらもトレンドでヘリテージな柄が来ています、フォーマルではパンツをブラックにして引き締めたスタイルがオススメ。
イギリスの名門ブランドで
以下のようなお客様に是非ご提案したいと思います。
・結婚式後も持っておきたい
→本国のように直しながら子供へと受け継ぎ、そのまた孫へ。何ともロマンがありますね。
・トレンドが気になる
→ブルー系のチョイスにボリュームを出しました、色味もトライしやすいラインナップです。
・ブリティッシュスタイルをしてみたい
→英国らしいハリソンズ・オブ・エジンバラで気分を感じてください。
ご要望ある方はぜひご予約の際に、メッセージにご記入いただければと思います。
※なお、THE GENTSのオーダーメイドタキシードの価格はどの生地を使用しても129000円(税別)は変わらずです。